レジ袋有料を義務化!?環境省が本格検討へ!

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11日、環境省がレジ袋の有料化を義務付けする方針で本格的に検討に入ることになりました。

レジ袋は海洋プラスチックゴミの一つであり、ゴミの削減を目的として有料化を導入するというものです。

有料化となった場合どのような影響が出るか、また世界のレジ袋削減に対する動きについて考えていきたいと思います。

 

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有料化のメリット、デメリット

メリット

環境保全に有効

レジ袋は土に返らず、そのまま残ってしまうものがあります。そのまま放置されると、山や海のゴミが増え自然環境の破壊につながります。

またそのレジ袋が不法に投棄されると、動物たちにも影響が出ます。落ちているレジ袋を誤って飲み込んでしまったり、袋をかぶって窒息するなどの悪影響があります。レジ袋が削減されるとそのような自然や動物たちへの悪影響が減少します。

 

店舗のコスト削減

店舗は、レジ袋を無料配布となるとレジ袋のコストすべてを負担することになります。

レジ袋が減少すれば仕入れるコストも削減でき、さらに購入者の負担になるので店舗の負担を軽減できます。

店舗経営の視点から見ると、非常に有効な取り組みとなりそうです。

 

原油消費量の削減

レジ袋の生産には原油が使われています。

日本ではLLサイズのレジ袋の消費が305億枚と言われています。これは原油42万キロリットルに相当します。レジ袋の消費が減少すれば生産量も比例して減少するので、原油エネルギーの消費量も抑えられます。

 

 

デメリット

金銭的負担の増加

レジ袋を買うとなると、毎回購入する方はその分の金銭的負担は増えます。

1枚3円だとすると、1日1枚の計算で年間1,095円の負担となります。現在はマイバッグを持って買い物をする方も多いかと思いますが、まだまだレジ袋有料の店舗でもレジ袋を購入されていく方が多く見受けられるので、全店舗で有料化してもしばらくはレジ袋購入者は多いと思われます。

1度の買い物ではあまり気が付きにくいですが、「ちりも積もれば山となる」ということわざの通り、購入するたびに着実に負担は増えていきます。家計の圧迫とまではいかないとしても、大きな出費となっていきそうです。

 

ゴミの不法投棄の増加

レジ袋をゴミ袋として再利用されている方は多いと思います。

レジ袋が減少すると、家庭ゴミをコンビニや駅などの公共のゴミ箱に捨てていくといったことが増えることが懸念されます。本来家庭ゴミを公共のゴミ箱に捨てるのはマナー違反とされますが、これが増えてしまうとゴミ箱がゴミで溢れて衛生的にも悪くなります。このような不法投棄の防止策についても議論がなされなければいけないと思います。

万引き対策が難しくなる

万引きしてマイバッグに商品を詰めたとしても、「別の店舗で買ったもの」などの言い訳で逃げる可能性が考えられます。万引きに対しては、店舗の見通しの良いレイアウト作り、監視体制の構築などの万引き対応策が必要になってくるかと思います。

 

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世界のレジ袋削減の取り組み

デンマーク

デンマークでは1993年にレジ袋税を取り入れました。

レジ袋を有料化、または商品に対して価格を上乗せOKというどちらかの方法を選択可能にしたことで、レジ袋削減に取り組みをしています。

 

アイルランド

2002年にレジ袋税を導入。

直接消費者に税を課すという世界初の試みで、1枚当たり0.15ユーロの税金が付与されました。導入後はレジ袋の消費量は減少しました。しかし増加傾向にあった2007年に0.22ユーロに、2009年には0.44ユーロに増額されました。

 

オーストラリア

2018年にレジ袋禁止が導入されました。店舗ではレジ袋の代わりに買い物袋を購入してもらうという取り組みとなっています。

 

台湾

小売店でのレジ袋無料配布は禁止となっています。台湾では、2030年までに使い捨てプラスチック製品を全面禁止にするという目標を掲げています。

 

ケニア

2017年8月からレジ袋含むポリ袋が全面禁止となりました。さらに製造、販売だけではなく、使用に対しても罪が課せられ、最長4年の禁固刑または最高4万ドルというかなり重い刑となるとされました。世界でもかなり厳しい取り締まりとなっています。

 

まとめ

日本のレジ袋有料化の義務化に向けた議論が本格的にスタートします。

世界に目を向けてみると、レジ袋削減に対する取り組みがなされていて、かなり厳しく行っている国も見受けられました。

日本でもレジ袋を含めたプラスチックゴミ削減に対する議論が活発化し、効果的な取り組みが行われることを期待したいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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