勝谷誠彦のマネージャーが島田紳助に殴られる暴行事件について!

辛口コメンテーターでお茶の間に人気を博していたコラムニストの勝谷誠彦さんが、28日未明に亡くなりました。
57歳という若さでした。
テレビでの元気な姿が印象的だったので、とても残念でなりません。
実は以前に勝谷誠彦さんの女性マネージャーが島田紳助さんに殴られたという暴行事件がありました。
今回はその暴行事件について見ていきたいと思います。
暴行事件の概要
勝谷誠彦さんの女性マネージャーに悲劇が起こったのは2014年10月下旬。
大阪ABCテレビの社内で、女性マネージャーは島田紳助さんに挨拶をしました。この時、紳助さんは、あいさつの言い方が気に入らないとして別室へ連れ込みました。そこで殴る蹴るなどの暴行を繰り返したとされています。
当時の様子を知る関係者は、
「彼女は(局内の部屋に連れていかれた時に)ドアにぶつかり、背中を打撲して足も捻挫。
それから紳助は部屋に鍵をかけて彼女の頭を拳でガンガンと4、5発以上思いきり殴った」
と語っています。
それでも怒りは収まらず、マネージャーの髪をわしづかみし、壁に4、5回たたきつけ、怒鳴りながら顔にツバを吐き捨てました。
島田紳助さんは後の会見で、
「100対0で僕が悪いです」
と、証言をしています。
この暴行事件により、大阪簡易裁判所から罰金30万円の略式命令が下され有罪が確定。
その後、損害賠償請求で裁判となり、1045万円の賠償命令が下りました。最終的には東京高等裁判所で和解が成立しています。
なぜそこまで怒ったのか?
紳助さんはなぜそこまで怒ったのでしょうか?
事の発端は、番組収録前の女性マネージャーの話の内容にありました。
当時「クイズ!紳助くん」の収録前に、女性マネージャーは紳助さんが尊敬していた会社の社長や先輩の芸能人を呼び捨てで話をしていたこと、さらに説教をしても反省の態度が見られなかったということです。
女性マネージャーが素直に謝罪をしていれば、ここまでの事件には発展しなかったかもしれません。
身近な人をバカにされて嫌な気持ち、怒る気持ちはよく分かります。どうしても堪えきれなくなったのだと思います。
もちろん、殴ってはいけませんがね。
暴行事件のその後
暴行事件後、女性マネージャーはどうなったのでしょうか。
事件後は休職をしていました。2006年6月に休職期間を満了後、退職扱いとなりました。上記で触れた裁判では、損害賠償の請求だけではなく、首の捻挫やPTSD(心的外傷後ストレス障害)のせいで仕事が出来なくなったということで、退職扱いの無効と雇用関係の確認を求めていました。
結果的には、退職扱いの無効と雇用関係の確認に関しては、認められず棄却となっています。
勝谷誠彦さんの病気について
最後に勝谷さんの病気について触れておきたいと思います。
2018年8月21日、勝谷さんが配信しているコラム「勝谷誠彦の××な日々。」で、
「腹痛と膨満感で、3分ほども座ってられない」
「まえ屈みだと、右脇腹に激痛が走る」
とつづり、その後病院で診察後、緊急入院。アルコール性の劇症肝炎と診断されます。
一時は回復し、10月9日に退院。ラジオに復帰しました。また地元の尼崎市の「尼崎市民医療フォーラム」にも参加しています。
しかし、11月28日午前1時48分、兵庫県尼崎市内の病院で亡くなりました。
57歳という若さでした。
11月5日のラジオの収録が最後だったということですので、ギリギリまで仕事をされていたということになります。
とても残念ですが、今はゆっくりと休んでほしいですね。
まとめ
今回は、勝谷誠彦さんの女性マネージャーが殴られた暴行事件についてまとめてみました。
殴るほうがもちろん悪いですが、殴られるほうにも少なからず悪い面があったのではないかと思わせられる事件でした。
また、勝谷誠彦さんのご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。